攻殻機動隊の世界その2

今日も引き続き攻殻機動隊の話です。

先日、少佐と呼ばれる主人公のお話を少ししましたが、
この人は、全身サイボーグでオリジナルは脳の一部だけに
なっています。
それゆえ、悩むこところあります。

"私みたいに全身を義体化したサイボーグなら誰でも考えるわ。
もしかしたら自分はとっくに死んじゃってて、今の自分は電脳と
義体で構成された模擬人格なんじゃないかって。
いえそもそも初めから<私>なんてものは
存在しなかったんじゃないかって。"

こんな風に。。。
この作品は、いろいろな意味で考えさせてくれるものがあります。

あと、この作品のOVAでのみ出てくるのですが"タチコマ"と
呼ばれる作戦支援(戦闘用)AIですが、この子達が自分たちの
意思を持ち始めてしまうことが問題となって少佐に使用禁止に
なってしまいます。(この子達の言動がまたカワイイです。)
本来、支援AIだから、命令は普通守るはずなのですが、
作中で、命令をやってしまうと少佐たちを助けれないとか
バトーさんを助けに行かなきゃ!!とか命令無視をします。
これが主人公たちを助けることになるんですが。。。。
あと、AIの癖に??自己犠牲の考えがあります。
タチコマが少佐やバトーを助けるために自分を犠牲にして
破壊されてしまったり、タチコマたちのシステムの衛星を
落としてみたりと。。。。
忠犬ハチ公みたい。。。。

おそらく一度見ただけではわけわからないんで、
何回か見たほうがいいと思います。
?攻殻機動隊(GHOST IN THE SHELL)
?イノセンス(INNOCENCE)
の順ですかね。これで最低限は理解できます。
(この作品にはタチコマは出てきません(涙))